うまく隠しておいて


「……何してるんですか?」
「しッ!」
 土にまみれた人差し指を口許に持っていき、秋の庭の落ち葉掃きをしていた俺を牽制する。
「今僕は極秘任務中なんだ!」
「ごくひ……ですか……」
 の割にはあっさり俺に話しかけられている気がするけどいいんだろうか。山崎さんはきょろきょろあたりを見渡すと、庭の片隅に多分勝手に掘った穴へ、 ざらざらと何かを放り込んだ。その中に見慣れた模様を見つけた気がしたけど、反応する前に素早く掘り返した土をかぶせられてしまう。
「……今の、副長の湯呑み茶碗じゃないですか?」
「だから極秘なんじゃないか」
「なら……」
 ぽむぽむと土をならして立ち上がる、今日もお忙しいはずの監察さんが俺の言葉を待たずして振り向いたとき。
「それは聞き捨てならねェな……」
 そこにはどす黒い何かを背負ってる副長が立っていた。だから「早く逃げたほうがいいですよ」って言おうとしたのに。
「永倉、取調室あいてたよな?」
「た、多分……」
「ワァァァ!」
 いつも副長をからかってる人が引き摺られていくという、珍しいものを見て息を吐く俺に、山崎さんはしぃ、とまたさっきと同じ仕草をした。副長からは見えず、俺だけに見える角度で。
 それを見た途端、今や土の中の湯呑み茶碗を割った真犯人がわかってしまった俺も、大概どうかと思う。ひらり、落ちてきた黄色の落ち葉を見て誰かさんを思い出す。
 全く、わざと怒られるのも大変だ。




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というわけで、加島さんが小説を書いてくださいました!加島さんちはこちら!

うちの、うちの、うーちーのー(しつこい)
山崎で!
しかも嫁にくださいと土下座をしたら、 快く飛び込んできてくださいました。イヒヒヒヒv
もう、私が考えている山崎まんまで本気でビビりました。

いろいろ紆余曲折あるとは思いますけど、山崎は器用な人なので
多分、自然に中に打ち解けてくれるんじゃないのかなーと。
土方と沖田は最初からいた人だけど、永倉は違うじゃないですか(一応公式設定)。
永倉はどっちかと言うと気張らずとも中に自然に入る人。
山崎は努力して入るけれども努力どころか不自然さすら残さずにいつの間にか入れる人。
ものっすごく気使いさん。

そんな彼だからこそ、上のような対応もできるのではないかなと。
というわけで、これの続きみたいなものもつけちゃいましたvエヘv
こちらですよ。

本当にありがとうございました!